さんさんネットとは

~ 地域がみんなのホスピタル ~

さんさんネットの目的

医療情報をネットワークで入手可能とし、目の前の患者さんの診療を支援します。

さんさんネットの内容

  • 山口大学医学部附属病院、山口労災病院、宇部興産中央病院が、診療内容を公開します(検査、治療、説明、経過表:患者さんの同意取得方法は参照)
  • 地域連携パスを運用します(大腿骨骨折・脳卒中・脳外傷)
  • 秘匿性の高いメール交換が可能で、医療機関、多職種間で利用できます
  • 行政との資料の交換が可能です(主治医意見書など)
  • 医師会ページに、配布書類・参考資料が保存され、検索・参照が可能です
  • 最新の医師会活動スケジュールが確認できます
  • 地域発信の「知識の蓄積・共有」ができます(例:肺癌の胸部写真集)
  • 地域感染対策状況の把握できます
  • 検査予約:選定された施設の検査予約を行えます
  • PC・iPadが利用可能。通信はVPNを用い、安心の秘匿性です
  • 事務局を設置しており、常時、導入、調整、維持を支援します
  • システム会議・運用会議を開催し、システム・運用の改善を図ります

さんさんネットの利点

  • 地域の医療機関で、公開病院での画像などの検査結果や、飲んでいるお薬や治療内容がわかり、目の前の患者さんの診療指針を決定したり、説明の資料に利用できます
  • かかりつけ医として、入院中の状況を確認することができます。
  • かかりつけ医として、公開病院との併診で病状や治療内容をより正確に把握でき、定期的な行き来も安心です。

さんさんネットの特徴

  • さんさんネットを利用するには患者さんの同意が必要です。
    患者さんからの同意には、情報公開病院の指定が必要で、同意を確認した後、情報が閲覧可能となります。
  • 患者さんの利用料金の負担はありません。
  • 利用はいつでも取りやめることができます(同意撤回)。
  • 情報は厳重に守られています。
    各医療機関をつなぐネットワークにインタネット回線を使用しますが、高度な暗号化通信を使用し、利用端末には最新のウイルス対策を導入することにより個人情報を基準に沿って保護しています。

さんさんネット名前の由来

『さんさんネット』の名前は、三市(宇部市・山陽小野田市・美祢市)の、三施設(医療・介護・福祉)をつなぐことを意味し、
「山陽地方の太陽のように、すべての市民を見守るような情報の広場でありたい」との願いでつけられました。

地域の医療機関が、まるで一つの病院のようにまとまり機能しあうことを目指しています。